【苦行】

こんにちは。早くも師走。今年も残すところわずかとなりました。

ヨガの経典『ヨガスートラ』にはすすんでやるべき、心がけるべきことがかかれています。その中のひとつに【苦行《タパス》】があります。

苦行とは、どれだけ自分を痛めつけるか、我慢強さを追求するものではありません。苦しい状況をどうすれば受け入れられるかというトレーニングなのです。それは単に痛みに鈍感に無関心になるのではなく、苦痛を直視しながらもそれを受け止めている身体を優しく見守り、受け入れていく自愛の感覚を培うことが本質なのです。

ヨガのレッスンでキツイポーズがあったとします。その時、(なんて苦しいんだぁ〜〜、先生はいじめっ子か?!)と苦しさに埋没してすごい顔になってませんか?もしくは(か弱い私にはムリだわ〜〜)と挑戦するいぜんに諦めてませんか?その痛みや辛さを優しく見守り受け入れる、俯瞰するトレーニングをするという意味あいでは、苦行的なポーズが来たらチャンス♪と思ってくださいね。

そういう姿勢が育つと日常生活においても苦行的状況が訪れたときでも、その状況をどこかで優しく見守れる自分に気づけるかもしれません(^^)